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こちらは自創作の簡易用語解説です。

当創作は世界観や設定を全ストーリーで共有しているので、創作タイトル別で同じ用語が多数出てきます。
その場合、時代の流れや情勢等によって用語の内容が変わる場合もあるので、そのタイトル内での該当する項目を参照してください。

名称(ふりがな)…【ジャンル】
※文章内でアンダーラインがついている用語はクリックでその説明に飛びます※

各用語は、以下の色分けをしています。


種族…●
町・村・城・施設…●
地名・界域…●
その他…●


こちらは、この部屋のタイトル内で登場する用語についてざっくりと数行で説明するための簡易解説です。
それらを全てまとめた詳しい解説は、後ほどトップページに設ける「創作設定まとめ」内で公開していく予定です。

あ行
亜族
アヌビス戦争

♦ アヌビス戦争(せんそう) …【その他】

魔竜王ルカ=ディンゴが他界域に謀反を起こした戦争のこと。

封章》の代償として「理性」を失ったディンゴは、当時の石竜王リカ=ビルサを殺害し、心界トロソワアルビノを虐殺し、魔界ワルサー幻界ニブルの間に歪みを作って幻界に大量の魔族を送り込んだ。

彼の暴挙を殺す形で止めたのは当時のローズル神廷防衛省長官。彼の配下だった。

♦ 亜族(あぞく) …【種族】

幻界ニブル史界ミズガルドの現地種族。幻界では「エアリアル」、史界では「アース」と呼ばれる。彼らには《六界》という概念はない。自分たちのいる世界だけが全てだと思っている。《アヌビス戦争》以降は幻界に魔族が跋扈し、エアリアルはそこで初めて魔界ワルサーの存在に気付く。

アメリシア錬金学校

♦ アメリシア錬金学校(れんきんがっこう) …【施設】

心界トロソワの下層、デルトル区にある錬金術の学校。宿舎付き。四大精霊別に全四教室、学年はない。心界に住む妖精と、一部の天人がここで錬金学を学ぶ。少年期にアルゼが在籍していた。

♦ アラハ集落(しゅうらく) …【集落】

幻界ニブルのゼントラム大陸、北西の山奥にある民族集落。
繁栄している町や城とは隔絶された場所にあるため文化レベルは低い。
神霊門に放り込まれた赤子のマナはこの地で発見され伸び伸びと育った。

アラハ集落
か行
カルタスタン王国

♦ 黒魔道(くろまどう) …【その他】

全神アルフォズル》が、竜王族魔族に与えたとされる能力。
魔力の宿った血を媒介にして発動するため呪文の詠唱はないが、竜王族と魔族ではその威力に歴然たる差がある。破壊と消滅に特化した術。

黒魔道

♦ 幻界(げんかい)ニブル …【界域】

六界》の一つ。現地種族はエアリアル(亜族)。大きく分けてゼントラム大陸、エンカナ大陸、ミオスム大陸、カプラミア大陸の四大陸から成る。

 《アヌビス戦争》の際、魔界ワルサーとの間に歪みが生じゼントラム大陸とエンカナ大陸には大量の魔族がなだれ込んだ。異変に気付いた幻竜王サナ=メイヤは、ゼントラム大陸と隣接するカプラミア大陸との間に大規模な神霊結界を張ってそれ以上の場所に魔族が侵食するのを防いだ。

ゼントラム大陸とエンカナ大陸には四大精霊の加護を置いてそこに住む民の身を護ったが、依然混沌とした状況が続いている。

幻界ニブル

♦ 古代竜(こだいりゅう) …【その他】

全神アルフォズル》が生んだ六体の竜の総称。姿形は様々だが、強大な魔力と自己治癒力、優れた頭脳、蒼穹に映える翼、鋼鉄の皮膚、真贋を見抜く赤い瞳は古代竜の全てに共通する特徴である。
各界域に一体鎮座した古代竜は、進化の過程で人型を成した。その末裔こそが現在《
六界》を統括している竜王族である。

古代竜
さ行
史界ミズガルド

♦ 守護竜(しゅごりゅう) …【その他】

各界域の竜王の守護としてその傍らに身を置く小さな竜。

その昔、六体の古代竜は人型を成した時に武具を持った。後に神器と呼ばれるそれらは古代竜亡きあと魂を宿した守護竜(ズメイ)の姿となる。普段は獣型か必要であれば小柄な人型に変体しているが、竜王が望めば神器の実態に戻る。

守護竜

♦ 史界(しかい)ミズガルド …【界域】

六界》の一つ。現地種族はアース(亜族)。多種の民族が暮らしているが、他界域にふんだんに盛り込まれているようなファンタジー性はほとんどない。場所によって文化レベルにかなりの差がある。「我々の住む世界」。

♦ 白魔道(しろまどう) …【その他】

生命体を物理的に癒す回復術。封章《白月天》を継承したセト=アルカナだけが有した唯一無二の力。彼女が亡き後その能力は絶えたかに思えたが、封章《黒月天》を継承した息子エル=ウェルザーに再び宿る。

生命体への回復力は圧倒的だが死者蘇生はできない。また精神的な傷や封章の影響による身体の欠損や不調にも効果はない。

白魔道

♦ 心界(しんかい)トロソワ …【界域】

六界》の一つ。六つの界域の中では一番面積が狭い。現地種族はメタラオン(天人)だが、それ以上に多種の妖精が住んでいる。居住区は大きく二層に分かれており、上層区と下層区で貧富の差が激しい。上層のシンドラー区にはヘイムダル神廷お抱えのニンバスアカデミーが、下層のデルトル区には民間施設のアメリシア錬金学校がある。

心界トロソワ

♦ 神器(じんぎ) …【その他】

人型に進化した古代竜が使用していた武具。古代竜亡きあとその魂は神器に宿り、各界域の歴代竜王の守護として形を成す。その形は小さな竜の姿に、必要であれば人型にと自在に変わるためその姿が本体だと勘違いされやすいが、本質は竜王の武器であり鞘である。

神器
神廷

♦ 神廷(しんてい) …【宮廷】

竜王族と、その側近・従者が住まう宮廷。各界域に一か所ずつある。各宮廷は神霊結界で覆われているため常人には発見できないが、竜王族が神格化されている心界トロソワ石界ミリウムでは、神廷は権威の象徴として堂々とその姿を現す。

♦ 神霊結界(しんれいけっかい) …【その他】

竜王族神霊石を媒介にして張る結界。目視はできない。

基本は神廷の周りに張り巡らされるが、幻界ニブルでは魔族が跋扈する地域とそれ以外とを隔絶するため大規模に張られている。

神霊結界

♦ 神霊石(しんれいせき) …【その他】

希少価値の高い特定の精霊石のこと。それぞれの界域で一種ずつ所有し、竜王族神霊門を通る際にこれを通過証として用いている。精霊石自体は数百種の数があるが、神霊石は竜王家の所有物として扱われ、基本的に他者の手には渡らない。

神霊石

♦ 神霊門(しんれいもん) …【その他】

各界域を繋ぐ転移門。門をくぐると他の界域へ抜けることができる。神霊門は神廷の中にあり、開くには竜王家の所有する神霊石が必要となるため《六界》を自由に行き来できるのは基本的に竜王族のみとされている。

神霊門
聖戦計画

♦ 精霊石(せいれいせき) …【その他】

四大精霊の恩恵を含んでいる石。そのほとんどが石界ミリウムの鉱山から採れる。魔力を込める媒介として、また守護の石として古くから重用されてきた。性能の良いものは特殊な効果をもたらすと言われる。

精霊石

♦ 石界(せっかい)ミリウム …【界域】

六界》の一つ。六つの界域の中では一番面積が広い。現地種族はコボルト(地族)。全土が険しい鉱山からなり、神霊石を含む精霊石のほとんどは石界の山々から採れる。

石界ミリウム

♦ 全神(ぜんしん)アルフォズル …【その他】

六界》と《封章》を創り、《古代竜》を生んだと伝えられる者の総称。その姿形の見解は各界域で異なる。
 幻界ニブルでのアルフォズルは人類と同じ人型であり、竜王族が認知されていない代わりに太古の神として崇められている。心界トロソワ魔界ワルサーでは、アルフォズルは精霊のように実体を持たない生命体であったと伝えられている。史界ミズガルド石界ミリウムでは、存在自体認知されていない。

全神アルフォズル
地族
た行

♦ 天人(てんじん) …【種族】

心界トロソワの現地種族。正式学名は「メタラオン」。現地族だが心界においてその数は多種の妖精より少ない。《アヌビス戦争》でアルビノを虐殺されて以降魔族とは犬猿の仲。基本プライドが高く、他種族についても見下している感が強い。古代竜の末裔である竜王族のことだけは神のように崇拝している。

天人

♦ 天人・珀種(てんじん・はくしゅ) …【種族】

天人の亜種。「アルビノ」と呼ばれる。白髪・白肌・薄紅眼が特徴。特異な能力を持つ者もいるが、総じて体力がない。先天性弱視・皮膚弱など欠点が多いが、その容姿はマニアの心を非常に擽る。《アヌビス戦争》で魔族から虐殺されてからは希少種扱いとなる。

天人・珀種
ニンバスアカデミー
な行
封章
は行

♦ 魔界(まかい)ワルサー …【界域】

六界》の一つ。現地種族はベルフェゴール(魔族)。一部退廃している場所はあるものの、人が暮らす街もあれば草木や花も自生する。魔族は個の力が強く自分たちの中での頂点を作ることはしないため、魔界に国は存在しない。魔人と魔獣を差別することもないので街には両者が共存している。街中に魔獣がいることを除けば一見幻界ニブルの日常風景と大差ないが、陽が沈むと街の外は瘴気に満ちて出歩けなくなる。

魔界ワルサー
ま行
魔族

♦ 冥界(めいかい)バプテス …【界域】

六界》の一つ。地の大半が腐蝕土と瘴気で覆われており、大気に触れるもの全てを腐らせていく。冥竜王が魂葬をするたびに腐蝕化が進む。神霊結界が張られたグリムニル神廷のみがそれを回避している。誕生した当初は《六界》の中で一番美しい界域だった。現地種族はいない。

冥界バプテス

♦ 魔族(まぞく)…【種族】

魔界ワルサーの現地種族。正式学名は「ベルフェゴール」。人型の魔人と、人型に成りそこなった魔獣の両方を指す。竜王族と同じく血に魔力が宿り、黒魔道を扱う。

アヌビス戦争》で幻界ニブルに攻め入った魔族は当時の魔竜王ルカ=ディンゴから自我を奪われており、魔界に住む魔族とは少し異なる。が、他種族からはなかなかそれを理解されない。総じて亜族には恐れられ、天人からは鬼のように嫌われている。

四大精霊
や行

♦ 六界(りっかい) …【その他】

全神アルフォズル》が生成した界域の総称。心界トロソワ幻界ニブル史界ミズガルド石界ミリウム魔界ワルサー冥界バプテス、以上六つを指す。空間軸を共有しており、各界域の行き来は神廷の中にある神霊門からのみ。

六界
ら行

♦ 四大精霊(よんだいせいれい)…【種族】

四大エレメンツの精霊。地(ノーム)・水(ウンディーネ)・火(サラマンダー)・風(シルフ)。妖精と違って実体がない。天人は多種の妖精を自らの領地に住まわせることで、精霊と友好的な関係を保っている。

​幻界ニブルのゼントラム大陸とエンカナ大陸には、自我を失った魔族から亜族を護るために彼らの加護が各地に敷かれている。

♦ 竜王族(りゅうおうぞく) …【種族】

古代竜の末裔。正式学名は「ドリグヴィシャ」。《六界》を統べる王族として君臨する。
古代竜の並外れた寿命と魔力を受け継いだ彼らは
魔族から一目置かれ、天人地族からは神のように崇められた。竜王族は黒魔道を扱うが、《封章》を持つ者はその魔力を桁外れに高めることができる。各界域を統括する竜王は必ずこの《封章》を宿している。

竜王族

♦ 竜王族・忌種(りゅうおうぞく・きしゅ) …【種族】

竜王族と多種族が交じって生まれた混血種。「ファブニル」と呼ばれる。その能力は純血の竜王族には劣るが、それでも強大な魔力を持つ者が多い。竜王族は一族間でしか交わらないため、その掟を破る者は厳しく罰せられた。ファブニルも例外ではない。

竜王族・忌種

♦ 錬金術(れんきんじゅつ) …【その他】

黒魔道を扱えない天人が、自分たちの力を誇示するために編み出した技。信仰心が強い彼らは、四大精霊の加護を受けその力を借りて術を紡ぐ。古くは陣を敷いて精霊を使役していたが、現在は精霊と契約後、錬金本に陣を写して発動させるスタイルに変わっているようだ。

錬金術

♦ ロカディア …【村】

幻界ニブルのエンカナ大陸、北西の島に位置する辺境の村。村全体が《アンヘル》という名の神を偶像崇拝している。フリードの故郷ということだが、訪れた際に彼を知る者は誰もいなかった。

ロカディア
わ行
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